ライランドの従兄妹について行くと、時計台(Clock Tower)はすぐに分かりました。時計台と聞いていたので、母校である関西学院大学の上ヶ原の時計台(図書館)とかThe Evergreen State Collegeの時計台(図書館)を想像していたのですが、ペニンシュラ・カレッジの時計台は2階建ての建物でした。こじんまりしていて、なかなか可愛い建物です。
私の友人のビジネス・パートナーであるジム(Jim)に紹介してもらった、同校のInternational Programの担当者ジーヤオ(Ge-Yao)の事務所はすぐに分かりました。仕事の話に入る前に、まずは、互いの自己紹介、というのがアメリカでのビジネスのやり方ですし、それによって相手の気持ちをつかむのも大切なことです。私もこの定石にしたがって、私の事務所がどんな仕事をしているか(こんな説明をするときの決まり文句は、“Let me tell you what we are.”と言います。他にも言い方はありますが、これで十分通じます)、今回、どんないきさつでJimに紹介してもらうことになったのか(Jimと私の関係)などを話しました。もちろん、ジーヤオも同じような説明をし、彼がなぜ日本語を話すかも説明してくれました。彼が日本語を話すのは電話でアポイントをとった時に知ったのです。それによると、彼は名前でも分かるように中国人で、日本語を習うために名古屋に留学していたこともあるそうです。その後、アメリカに留学してそのままアメリカで就職して暮らしています。彼の奥さんは日本人で、家庭でも日本語で話しているそうです。彼が息子さんと話すときは中国語、だから息子さんはバイリンガルどころかトゥリリンガルに育っているそうです。
仕事の話はいたって順調に済みました。その他にも、これから一緒に新しい仕事をしていくことにもなりました。ミーティングは簡単に終わり、また、よもや話し。彼の息子さんは現在ペニンシュラ・カレッジに通っているのですが、なんと、2年前のセクイム高校生の時にセクイムの姉妹都市である宍粟市に交換留学生で行ったことがあるとのことでした。「へぇ」と感心していると、彼の奥さんはセクイム-宍粟市姉妹提携委員会に入っていて、色々なボランティアをしているとのことでした。お互いに、きっとどこかで会ったことがあるのでしょうね。
その後、ジーヤオがキャンパスを案内してくれたのですが、偶然、友達と歩いている息子さんに会い、少し立ち話をしました。セクイムで高校生の交換留学の世話をしているジョンというのは私の親友ですから、彼の名前を言うとやはり息子さんは知っていました。ここでも世間の狭さに驚きました。
どんなめぐりあわせで、ジーヤオや息子さんと会ったかをもう少し説明しないと分かりにくいので、少し、整理しますと、
ジョン(セクイム)は私の親友→私の友人のニール(ジョンの仕事仲間)→ジム(ニールのビジネス・パートナー)→ジーヤオ(ジムの友人の知人)→奥さんと息子→ジョンの知人
となるわけです。
今回のポート・エンジェルス出張は、世間の狭さに驚かされることしきりでした。
このミーティングの後、ユニコラボのプログラムで利用するフォート・ウォーデンへ立寄りました。その時の話は、次回のブログで書きます。(続く)
Saturday, May 16, 2009
ポート・エンジェルス(A small world! ②)
Posted by Ginn at 3:30 PM
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