オリンピア。どこにあるかご存知でしょうか。アメリカの一番西北の都市、ワシントン州シアトルから南にちょうど１００キロ、オレゴン州のポートランドからなら北へ２００キロのところにあります。ワシントン州の州都で兵庫県加東市の姉妹都市。１８５９年１月２８日に市になりました。人口は約４３，０００人。ピュージェット湾の最南部に位置し、ワシントン州政治と行政の中心地です。
オリンピアの特色をいくつかあげてみます。
１．気候が良い
夏場（５月から１０月）のピュージェットサウンド地域（北はカナダ国境近くから南はオリンピアまでをさします。シアトルはこの地域の真ん中に位置しています。）やカナダのバンクーバー、オレゴンのポートランド辺りまでの気候は最高。特にオ
リンピアはそれより北にあるシアトルやバンクーバーよりも気温が低く、朝晩は半袖では寒く感じるくらいです。最高気温も摂氏で３０度を超えることはめったになく、湿気も低く、汗をかくことがありません。信州や北海道も含め、日本のどのような避暑地よりも快適です。
ただし、冬場（１１月から４月）はみじめ。特に１１月中旬から４月中旬までは毎日が曇天で、霧雨、小ぬか雨、雨とあらゆる種類の雨がほとんど毎日降ります。日差しがある日は極めて少なく、ひどい年など、１ヶ月の日照時間が１時間ということさえあったくらいです。
オリンピアの特色をいくつかあげてみます。
１．気候が良い
夏場（５月から１０月）のピュージェットサウンド地域（北はカナダ国境近くから南はオリンピアまでをさします。シアトルはこの地域の真ん中に位置しています。）やカナダのバンクーバー、オレゴンのポートランド辺りまでの気候は最高。特にオ
リンピアはそれより北にあるシアトルやバンクーバーよりも気温が低く、朝晩は半袖では寒く感じるくらいです。最高気温も摂氏で３０度を超えることはめったになく、湿気も低く、汗をかくことがありません。信州や北海道も含め、日本のどのような避暑地よりも快適です。ただし、冬場（１１月から４月）はみじめ。特に１１月中旬から４月中旬までは毎日が曇天で、霧雨、小ぬか雨、雨とあらゆる種類の雨がほとんど毎日降ります。日差しがある日は極めて少なく、ひどい年など、１ヶ月の日照時間が１時間ということさえあったくらいです。
２．自然がきれい
ワシントン州の別名は、エバーグリーン･ステートといいます。常緑の州で
す。その名のとおり、州中央部を南北に走るカスケード山脈の西側の地域は樹木でおおわれ、湖や海に取り囲まれています。空気もひんやりとしていて大変澄んでいます。オリンピアでは、鹿、リス、アライグマが住宅地にも住んでいて、毎日のように人家にやってきます。だから、鹿は煎餅ではなく、人家のバラの花を好んで食べています。
３．日本人が少ない
ここにも住んでいる日本人はいますが極めて少なく、互いに知り合っている限りでは１０人もいないくらいです。ただ、最近、日本人が少なく、安全性も極めて高く、環境も良いことから、日本の語学留学などの案内本にオリンピアを勧めるところが増えてきたため、留学生の数は増えています。しかし、シアトルと比べるとそれほどでもなく、日本語で話す機会がほとんどないこの町は確かに語学留学にはうってつけだと思います。
ワシントン州の別名は、エバーグリーン･ステートといいます。常緑の州で
す。その名のとおり、州中央部を南北に走るカスケード山脈の西側の地域は樹木でおおわれ、湖や海に取り囲まれています。空気もひんやりとしていて大変澄んでいます。オリンピアでは、鹿、リス、アライグマが住宅地にも住んでいて、毎日のように人家にやってきます。だから、鹿は煎餅ではなく、人家のバラの花を好んで食べています。３．日本人が少ない
ここにも住んでいる日本人はいますが極めて少なく、互いに知り合っている限りでは１０人もいないくらいです。ただ、最近、日本人が少なく、安全性も極めて高く、環境も良いことから、日本の語学留学などの案内本にオリンピアを勧めるところが増えてきたため、留学生の数は増えています。しかし、シアトルと比べるとそれほどでもなく、日本語で話す機会がほとんどないこの町は確かに語学留学にはうってつけだと思います。
４．人々がフレンドリー
州都ということもあって、住民の平均的知的水準が高く、行動や言動が穏やかです。それ以上に、ワシントン州はアジアとの関わりが深いため、人々が大変フレンドリー。兵庫県加東市と姉妹提携交流があることもあり、日本人には大変好意的です。これはシアトルも同じで、ワシントン州が日本人にとって暮らしやすく、観光に来てもゆったりできるのはそのためでしょう。
５．州都
全米でも、最も美しい州都の一つです。（コロラド州デンバーやメリーランド州アナポリスなども美しいと思います。）町全体に所得格差が少なく、緑も多く、住宅も整然としています。州政庁内部は総大理石造りで、誰でもが自由に見学できるようになっています。小さな町に、州立のエバーグリーン大学、サウス･コミュニティ大学、私立のセント･マーチンス大学などがあり、学生の町でもあります。ワシントン州知事は、女性のクリスティン･グレゴア知事。（民主党。アイルランド系アメリカ人。）カリフォルニア州のアーノルド･シュワルツネッガー知事は、小さな国なら国家元首、大きな国でも主要大臣までしか会わないといわれますが、グレゴア知事は、外国からの高校生や大学生にも気軽に会ってくれます。議会議員の中に親日家が多いのも、ワシントン州の特色です。
州都ということもあって、住民の平均的知的水準が高く、行動や言動が穏やかです。それ以上に、ワシントン州はアジアとの関わりが深いため、人々が大変フレンドリー。兵庫県加東市と姉妹提携交流があることもあり、日本人には大変好意的です。これはシアトルも同じで、ワシントン州が日本人にとって暮らしやすく、観光に来てもゆったりできるのはそのためでしょう。
５．州都
全米でも、最も美しい州都の一つです。（コロラド州デンバーやメリーランド州アナポリスなども美しいと思います。）町全体に所得格差が少なく、緑も多く、住宅も整然としています。州政庁内部は総大理石造りで、誰でもが自由に見学できるようになっています。小さな町に、州立のエバーグリーン大学、サウス･コミュニティ大学、私立のセント･マーチンス大学などがあり、学生の町でもあります。ワシントン州知事は、女性のクリスティン･グレゴア知事。（民主党。アイルランド系アメリカ人。）カリフォルニア州のアーノルド･シュワルツネッガー知事は、小さな国なら国家元首、大きな国でも主要大臣までしか会わないといわれますが、グレゴア知事は、外国からの高校生や大学生にも気軽に会ってくれます。議会議員の中に親日家が多いのも、ワシントン州の特色です。
６．アジア人が暮らしやすい町
日本人や日系人が経営する日本のスーパーがあるシアトルからは少し離れているのですが、日本食材や韓国食材は、オリンピアの隣町レイシー（実際は市内の感覚）にある東洋食品でたいていのものがそろいます。また、車で２０分ほど行けば、大きなアジア系スーパーがあります。どちらも韓国人が経営するスーパーですが、並んでいる商品の半分以上は日本のものです。
日本食レストランも何軒かあるのですが、日本人が経営するお店はありません。美味しい日本食レストランは、シアトル辺りまで行かないとないのが少し不便です。そのかわり美味しいベトナム料理、タイ料理、韓国料理、インド料理、イタリア料理、シーフードなどのレストランがあります。
オリンピアにはもちろんディズニーランドやナッツベリーファーム、ユニバーサルスタジオやハリウッドなどはありません。また、シアトルほどの賑わいはありません。一番高い建物は州政府政庁（最初の写真）ということからも想像いただけると思います。ただ、ダウンタウンは適当な大きさで、色々な店があります。また、モールも二箇所にあり、コストコもスターバックスもあります。生活面で困ることはありません。街の華やかさや大型エンターテイメント施設とは縁遠い分、静に暮らし、学ぶことができる町ということができます。
（写真説明）
上から順に、ワシントン州政庁とキャピタル湖、梅の花、シャクナゲの花（ワシントン州花）、ダウンタウンの噴水で水遊びする人々（ここでは陽がさせば夏！）、シルベスタ公園と旧ワシントン州政庁。
