Saturday, April 12, 2008

レベンワースへドライブ

 今日は、シアトルに住む友人の友人二人が東京からやって来たので、ドライブに行きました。小さくて見にくいですが地図の赤線部分が今日のコースです。中央左端のシアトルを出発後、クレ・エルムで休憩し、エルンズバーグでお昼を食べました。その後、コロンビア河を渡って見晴台で眺望を楽しみ、クインシーからウナチを経てレベンワースまで足を伸ばしました。朝8時半に家を出て、10時に友人のアパート前で落ち合い、再び送って、オリンピアの家にたどり着いたのが午後10時過ぎ。写真をお楽しみ下さい。

休憩で立ち寄ったスーパーのセーフウェー(クレ・エルム)







昼食で立ち寄ったエルンズバーグの風



















見晴台から見たコロンビア河。馬は、鉄の彫刻(本物のようでしょう)。
レベンワースから眺めた雪が残る山と水ぬるむウナチ川









レベンワースの歓迎ボード





レベンワース町外れのドイツパンの店(ババリアン・ベーカリー)












とても有名なクレープの店(PAVZ)



レベンワースの中心

Thursday, April 10, 2008

日本の桜とアメリカの桜

 先週まで日本に居ました。この時期日本に行くことなどなかったのですが、今年は色々と用が出来て出かけました。おかげで10年以上見たことがなかった日本の桜を見ることができました。私の育った西宮市の桜の名所の一つ、夙川縁の桜を鑑賞してきました。日本の桜はきれいですね。









 JR桜夙川駅から阪急の苦楽園口まで桜並木を歩きました。夕方5時ごろでしたが天候にも恵まれ、沢山の人が花見にやってきていました。場所取りをしながらお酒を飲んでいる人もいたりして、昔ながらの花見風景でした。ただ、驚いたのは、屋台がいっぱい出ていたことです。以前は屋台などなかったのに、時代が変わったのでしょう。








 夙川で桜を楽しんで、オリンピアに帰ってきたら、こちらでも桜が満開になっていました。ワシントン州政庁周辺の桜も満開です。アメリカ各地で事情は異なるのでしょうが、日本の桜にくらべ、ここの桜はちょっと変わっています。

 日本の桜は、いっせいに花開き満開になったと思ったら、あっという間に散ってしまいます。風が吹けばはらはらと花びらが舞い落ちる様には風情があります。桜吹雪などといった言葉が生まれる所以です。 (上が日本の桜。何となく可憐ですねぇ。)


 でも、ワシントン州の桜は違います。風どころか雨が降ってもしっかりと枝にしがみつき、はらはらと散るどころか、2週間や3週間は咲いています。咲き始めた頃は薄紅色の可憐な色ですが、時とともに色合いが変化して、葉が芽吹きだしても花は散らず、終わりの頃には何となく茶色がかった色合いになります。それでも枝にしがみついている。情緒のかけらもないかわりに、なんとも逞しい限りです。そういえば、椿も同じです。日本では花がきれいなままで首からポトリと落ちることから、武士が嫌ったといわれますが、こちらの椿の花は茶色になって枯れ果てても、枝にしっかりしがみついていて、人が取らなければ、翌年までそのままです。


 州政庁周辺の桜は、日本から移植されたものだそうですが、生活の場が変われば、桜も変わるのでしょうか。(左がワシントン州の桜。密生しているという感じです。土地は広いのになぁ。)