つい二日前、うれしいことがありました。久々にブログにコメントがあり、それだけでもうれしいのに(笑)、なんと近くに引っ越してこられた日本人の方からのものだったので、二度うれしい、思いをしました(前回のブログ「連休中に考えたこと (Sunday, July 6, 2008)」のコメントを見てください)。
早速メールもやり取りしています。私のブログにもリンクを張りました。OBA*A*1908のOrient Expressです。推理小説みたいなタイトルですが、中身はそうではありません。是非、訪問してみてください。
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さっき、Port of Olympia(オリンピア港)周辺を散歩してきました。オリンピア港はピュージェット湾(Puget Sound)の南端に位置していて、ここからは北の方向に、まだうっすらと雪を残したオリンピック山脈が見えます。東にはレニア山もよく見え、カモメものんびりとした顔をして港にとまっていました。
帰りにファーマーズ・マーケットに行ったら、Obama大統領候補のキャンペーンテーブルが出てました。ワシントン州は民主党が強いところですから。
今日のファーマーズ・マーケットは、Strawberry Festivalの日だったようです。といっても、別に、祭りがあるわけではなく、貧困者への食費の寄付を集めるボランティア活動の一環で、今日は、イチゴケーキを売っていました。日本でなら、「イチゴ・デー」とでも呼ぶようなものです。
しばらく、ステージのブルーグラス演奏を聞いた後、レニアチェリーとキングサーモンのカマの燻製を買ってきました。レニアチェリーは1ポンドが4.99ドル、キングサーモンのカマの燻製は6.50ドル(去年までは5ドルだったのに)でした。1ポンドは約450グラムです。レニアチェリーはこの辺の特産で、粒も大きく、プリッとした歯ごたえと噛んだときのみずみずしさが特徴です。一般にアメリカンチェリーと呼ばれているビング種(ダークチェリーと普通は言います)とは比べ物にならないくらい甘いです。これを2ポンドちょっと(約1キロ)買っても11ドル95セント(1300円くらい)です。日本でも通販で売っていますが、店舗では見かけません。
今日のファーマーズマーケットはすごい人出でした。そうそう、アメリカって粗雑なように見えるんですが、割ときっちりしたところもあるんです。例えば、人ごみを歩いていて誰かが私にちょっとでも触れる(お互い様ですから、私が相手に触れたということでもあるんですが)と"Excuse me." とか"Sorry"と言い合います。ちなみに、相手が先に言ったら、こちらも、ちゃんと「こちらこそ」と言わないといけません。その時は、「エクスキューズ ミー」の「ミー」を強く発音します。「私の方こそ」というニュアンスです。
これは日本へ行っても経験しないことです。人にぶつかっても、一言もいわないで行く人ばかりです。少し触れただけなど問題外で無視といった感じです。これって、失礼じゃないですか?レストランでも、お水やコーヒーをついでもらったり、料理を持ってきてもらったら、必ず、"Thank you."といいます。舌足らずの子供だってちゃんといいます。こういった点では、アメリカ人の方が礼儀正しいと思っています。
人にぶつかって、あるいは触れただけでも、「すみません」というのは礼儀の問題なんですけど、その根底には、プライバシーに対する日米での意識の違いがあります。アメリカでは、人の身体というのはその人の持ち物です。まあ、当たり前です。もちろん、日本でも当たり前です。そして、身体というのは精神と同様、その人の存在(アイデンティティ)、つまり、尊厳そのもので、「何人もこれを侵してはならない!」ものです。日本でも法律ではそうなっていますけど、文化ではそうなっていません。最近では、酔っ払っていてもいなくても、女性の身体に触れたらセクハラだといって訴えられますよね。でも、これってセクハラとかいう以前の問題でしょう。女性が見知らぬ男性に触れても、同性が理由もなく同性に触れても、親が可愛いからといった理由で子に触れても同じことです。「気色悪い、さわらんといて!」って叫ぶのは、尊厳の問題だと思っています。だから、ちょっと触れただけでも、アメリカでは「失礼」とか「すみません」って言うんです。でも、あまり「さわらんといて!」だけでは殺伐としてくるし、ハグも出来なくなるから、アメリカでは触る、あるいは触らせてもらう(笑)前に、言葉(もちろん態度でも)でそれなりの手順を踏む訓練が行き届いています。まあ、見ようによっては「口がうまい」ということでもあるんでしょうが。こんなこと書いてると、レニアチェリーからどんどん離れますね。いずれ、どんな風にしているかも書いてみたい思いますが、今回はこのへんでやめます。 ブルーグラスの演奏を楽しんでください。
これは日本へ行っても経験しないことです。人にぶつかっても、一言もいわないで行く人ばかりです。少し触れただけなど問題外で無視といった感じです。これって、失礼じゃないですか?レストランでも、お水やコーヒーをついでもらったり、料理を持ってきてもらったら、必ず、"Thank you."といいます。舌足らずの子供だってちゃんといいます。こういった点では、アメリカ人の方が礼儀正しいと思っています。
人にぶつかって、あるいは触れただけでも、「すみません」というのは礼儀の問題なんですけど、その根底には、プライバシーに対する日米での意識の違いがあります。アメリカでは、人の身体というのはその人の持ち物です。まあ、当たり前です。もちろん、日本でも当たり前です。そして、身体というのは精神と同様、その人の存在(アイデンティティ)、つまり、尊厳そのもので、「何人もこれを侵してはならない!」ものです。日本でも法律ではそうなっていますけど、文化ではそうなっていません。最近では、酔っ払っていてもいなくても、女性の身体に触れたらセクハラだといって訴えられますよね。でも、これってセクハラとかいう以前の問題でしょう。女性が見知らぬ男性に触れても、同性が理由もなく同性に触れても、親が可愛いからといった理由で子に触れても同じことです。「気色悪い、さわらんといて!」って叫ぶのは、尊厳の問題だと思っています。だから、ちょっと触れただけでも、アメリカでは「失礼」とか「すみません」って言うんです。でも、あまり「さわらんといて!」だけでは殺伐としてくるし、ハグも出来なくなるから、アメリカでは触る、あるいは触らせてもらう(笑)前に、言葉(もちろん態度でも)でそれなりの手順を踏む訓練が行き届いています。まあ、見ようによっては「口がうまい」ということでもあるんでしょうが。こんなこと書いてると、レニアチェリーからどんどん離れますね。いずれ、どんな風にしているかも書いてみたい思いますが、今回はこのへんでやめます。 ブルーグラスの演奏を楽しんでください。
2 comments:
コメント遅くなってすみません。
わたしのブログを紹介していただきありがとうございます。
わたしも24日に始めてファーマスマーケットへ行ってきました。
そしてレニエチャリーを買ってきました。
ほんとう、美味しいですよね。
オーガニックの小さい人参を買って、ボリボリ食べながら他の店を覗いてきました。
日本食の店を見つけましたが、食べるチャンスがありませんでした。
この次は食べてみようと思います。
jerseymomさん、コメントをありがとうございました。ファーマーズマーケットは楽しいですよね。
でも、オリンピアの日本食ってなんというお店ですか。あまり、美味しいお店はないですよ。
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